人的資本への考え方

当社は事業領域を「高度なKiru・Kezuru・Migaku」に限定しています。そして、この絞り込んだ事業領域において、ハイテク産業に属する顧客に提供するソリューション(解決策)を深化し圧倒的な第一人者を目指すことが、企業価値の最大化に繋がると考えています。
この事業戦略を支える、人的資本戦略は、主に「従業員満足度の向上」と「選択と自己責任によるキャリア形成」です。

  1. 従業員満足度の向上
    1. 考え方
      上記のとおり絞り込んだ事業領域において、最先端技術を開発する顧客から常にソリューションを求められる当社事業では、その課題を解決する人財を一過的に社外に求めることは現実的ではありません。絶えず課題解決に取り組み、この分野での知見・経験を積み重ねた社員こそが、当社事業に欠かせない人的資本と考えます。
      よって、従業員が安心して長期に亘りキャリアを積み重ねることを可能にするため「従業員満足度」を向上させることが最も重要と考えます。また、これが従業員への投資を最大限回収するための戦略でもあります。
    2. 社内環境整備方針等
      ・従業員満足度をモニタリングするため、年3回社内で独自に無記名式のES(従業員満足度)調査を実施しています。さらに、より客観的な従業員満足度を把握するために年1回、社外のGreat Place To Work®Institute Japanが行う「働きがいのある会社」調査に参加しています。なお、これらの結果は取締役会に報告されています。なお、Great Place To Work®Institute Japanが行う「働きがいのある会社」調査においてランキング10位以内を目指して活動しており、2016年より5位以内を継続しています。
      ・従業員満足度向上のための各種施策は下記をご覧ください
       SDGs / ESG / CSR
  2. 選択と自己責任によるキャリア形成
    1. 考え方
      変化の激しいビジネス環境において、企業の発展・成長を支える従業員一人ひとりが変化に対応できる人財となることが重要と考えています。また、個性や能力の発揮は従業員自らの強い意思があってこそとの考えに基づき、能力開発は、従業員一人ひとりが自分でキャリアプランを考え決定する「選択と自己責任によるキャリア形成」を基本方針としています。
    2. 社内環境整備方針等
      上記を後押しする施策として、異動先の部署と本人との合意のみに基づき部署異動を可能とする制度「異動の自由」、各海外拠点の人材ニーズが発生した都度、公募形式により希望者を募り、海外勤務へのチャレンジを支援する制度「グローバルチャレンジ」のほか、従業員が日々の業務を自分で選択することを可能にする制度「個人Will会計」があります。また、この「個人Will会計」を活用し、種々の社内教育に加え、社外の研修も、従業員が望むタイミングで望む内容の講習を受講できる体制を整備しています。

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